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「ふたりのカタチ」
ふたりのカタチ(やま)【181~200】

ふたりのカタチ (187)

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プレイじゃないプレイをして、

おいら達がベッドで微睡んでいると、

枕元に置いたショウ君の携帯が震える。

「ショウ君……携帯……。」

おいらが枕元を見ながら言うと、ショウ君の指がおいらの髪を梳いて、

唇が瞼の上を覆う。

「ショウ君……いいの?」

ショウ君はおいらの声が聞こえないみたいに、

おいらの睫毛の根元に舌先を当てる。

「あ…ん……。」

ヒヤッと冷たさが伝わって、瞼が揺れる。

「大事な……メールかもよ?」

「サトシ……集中して……。」

ショウ君は唇を鼻筋に沿わせて移動する。

「でも……。」

おいらはメールが気になってしょうがない。

だって、今だったら見れるよ、メール?

もうちょっとしたら……見れないかもしれない……でしょ?

ショウ君は仕方なさそうに眉間に皺を寄せ、チュッとおいらの鼻にキスする。

「仕方ないな。」

グッと腕を伸ばして携帯を取る。

おいらの顔の前にショウ君の乳首がアップになって……。

盛り上がった筋肉の上の乳首は、なんだかいやらしくて……。

恥ずかしくなる。

いやらしいことしてるんだけどね。

携帯を弄ってたショウ君の顔付きが変わる。

「どうしたの?」

「ちょっと、岡林がトラブってるっぽい。」

「トラブル?」

「クライアントに無理を言われて持ち帰ったみたい。」

ショウ君は素早く携帯をタップする。

「ちょっと電話するね?」

「うん。」

おいらは静かにショウ君を見上げる。

ヘッドボードに背中を預け、片手で携帯、片手でおいらの髪を撫でるショウ君。

仕事モードのショウ君は、裸でもカッコいい……。

しかめた眉までかっこいい。

岡林君、なかなか出ないのかな?

ショウ君のしかめた眉が、パッと広がる。

「あぁ、もしもし岡林?メール見た。で、順を追って説明して……。」

早口でしゃべるショウ君。

きっと、頭の中はものすごい勢いで動いてて、

必要な情報を引き出したり、岡林君の言葉をまとめたりしてるんだよね?

……かっこいい。

ほえ~と、呆けたように見惚れてると、優しく笑う翔君が、

髪を撫でてた手で、項を撫でる。

ちょっと……くすぐったい。

おいらが首を竦めると、ショウ君がクスッと笑う。

「……うん、うん、……わかった。いい。

 お前の対応は間違ってない。で、なんでパニクってる?」

ショウ君がおいらを見ながら、おいらの頬を撫でる。

おいらはその手に頬を摺り寄せ、体も寄せて、ピトっとくっつく。

「…………そうか、わかった。」

ショウ君の手がおいらの首筋を撫で、そのままおいらの唇まで移動する。

くすぐったいくらい優しい触り方をするから、

おいらはたまらず、ショウ君の指をカプッと咥える。

それを見た翔君が笑う。

「タイの方はなんとかなる。この間行った京都の、覚えてるか?」

ショウ君の指がおいらの歯列をくすぐる。

おいらも舌先で指の腹を撫でる。

「……そうだ。あそこでも紹介した、タイの倉庫会社。

 あそこなら、常温もあるから、タイでもいける。

 そこの平井さんに至急連絡取って……。

 時差、考えて連絡しろよ?」

ショウ君の指が、舌の脇を撫でるようにくすぐる。

「んっ……ぁ…ん……。」

舌を捻って、ショウ君の指を舌の上に移動させると、

おいらの舌を削るように爪が立つ。

「んん……。」

思いっきり吸い付いて、ショウ君の指を根元まで咥え込む。

えずきそうになるくらい思いっきり深く。

根元を舌先で撫でると、ショウ君がビクッと指を引く。

「……それでいい。絶対、引くなよ?

 じゃ、ちょっと佐々木に代わって。」

ショウ君の指を追って、舌先をなぞらせる。

ショウ君がおいらを見ながら、楽しそうに指を曲げる。

「んっ……あ……。」

関節が、上あごを刺激すると、おいらの下腹部がキュンと疼く。

「佐々木、この間、京都の時に出してもらった、倉庫会社の一覧、

 あれ、岡林に渡して。

 平井さんに連絡するように言ってあるから。

 もし平井さんのとこがダメだったら、

 リストからいくつかピックアップしてあげて。」

チュッと音をさせて吸い上げて、ショウ君を見上げると、

ショウ君は携帯を肩に挟んで、おいらの手を自分のに持って行く。

硬くなったそれを、形に添って撫でると、ショウ君が、ウッと小さく声を漏らす。

「……じゃ、それで。後は二人で頑張って。

 俺はせっかくの有給を堪能するから。

 ……あはは。当たり前だろ?

 ……わかった。じゃ、よろしく。」

ショウ君は携帯を切り、枕元に放り投げる。

「サトシ、佐々木がよろしくって。」

「え?おいらに?」

「あんまりサトシを疲れさせるな、サトシの芸術活動を妨げるな!って。」

そう言いながら、ショウ君の両手は、おいらの体をまさぐり始める。

「佐々木は何にもわかってないな?

 サトシは俺とのエッチで創作意欲がさらに上がるのに!」

ショウ君はグッと蒲団の中に入っていって、おいらの腹の上に乗る。

「さ、まだまだ時間はある!有給を有意義に使わないと!」

おいらの下半身を固定して、ショウ君がニヤッと笑う。

「仕事は大丈夫だったの?」

おいらも両手でショウ君の頬を包む。

「大丈夫。あいつら、俺に甘えてるだけ。

 冷静になれば、ちゃんとできるから。

 そろそろ俺も異動があるかもしれないし、慣れてもらわないと……。」

ショウ君の唇が、おいらの臍にチュッと当たる。

「あんっ……。」

そう言えば、田淵さんが独立してショウ君を呼ぶって話、

あれ、どうなったんだろ?

おいらがショウ君を見つめると、上目遣いのショウ君が、

上目使いのまま、舌を大きく出して、おいらの腹を舐め上げた。

「ぁあ……。」

冷たい刺激と、熱い眼差しに……おいらの体が蕩け出した。










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