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「大人の童話」
Wonderful(やま)

Wonderful ⑧

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「ショー……。」

サトシが呼ぶと、ショーは唇を舐めながら、サトシの方に手を伸ばします。

サトシもショーに手を伸ばし、指を絡め、グイッと引き上げ、自分の胸の上へと誘います。

「あ……サトシ……もっと舐めたい……。」

自身よりも蜜に拘るショーが、少々憎たらしく感じたサトシは、

ショーの口の周りを手で撫でます。

「そんなに美味しい?蜜……。」

「うん、美味しいよ。サトシも舐めて見る?」

ショーは唇を突き出して、口の周りの蜜をサトシに舐めさせようとします。

サトシは苦笑いして、ショーの頬を撫でます。

「おいらは……ショーの蜜が舐めたいな……。」

「俺の?」

ショーは首を捻り、自分の足の方を覗き込みます。

確かに、ショーの牛乳瓶からも蜜がしたたっています。

ショーはそれを手で撫でると、自分の顔の前に持って行きます。

大きく舌を出し、ペロッと舐め、顔をしかめます。

サトシの蜜のように甘くはありません。

むしろ、ちょっとしょっぱく、とても美味しいとは言えません。

「美味しくないよ?」

「そう?」

「サトシのはあんなに美味しいのに、俺のは全然美味しくない。」

ショーは嫌な物でも見るように、眉間に皺を寄せ、ギュッと目を瞑って、

うへっと舌を出します。

「止めた方がいいよ。それより全然、サトシの方が美味しいから!」

ショーはまた、口をつきだします。

「そうかな……。」

サトシはショーを避けて、体を横にすると、

クルッとショーの足の間に体を滑り込ませます。

サラッと上下逆になると、ショーの足の間で顔を上に向けます。

目の前には牛乳瓶が、力強く蜜を滴らせています。

「本当にいいの?まずいよ?」

ショーはサトシがやりやすいように、さらに足を開き、腰を下げます。

「いいの……美味しいかどうかは自分で決めるから。」

サトシは大きく舌を出し、牛乳瓶の先をチョロッと舐めてみます。

「あ……。」

思わずショーが声を上げます。

サトシは口の中で舌を転がし、蜜の味を味わってみます。

まずいことはありません。

むしろ、仄かな甘さが、後を引く味です。

サトシはさらに先端部分の、蜜が出てくる部分に舌先を押し付けます。

「ぁあ……。」

ショーの牛乳瓶が、ビクンと揺れます。

揺れた拍子に牛乳瓶の先がサトシの唇に当たります。

サトシは戸惑うことなく、それをカプリと咥えます。

咥えたまま、舌先で舐めると、ショーの体が痙攣するように震えます。

「ああぁ……サト……ダメ……。」

サトシは返事をすることなく、舐め続けます。

ショーの蜜は優しい甘さを含んでいて、サトシを惹きつけます。

牛乳瓶は大きくで、先端部分しか口には入りませんが、

首周りの凹んだところに唇を合わせると、ジャストフィットするので、

ショーがいくら震えても、離さず舐めることができます。

「ダメ……サトシ……ダメだよ……。」

ショーがサトシの太腿を握り締めながらつぶやきます。

サトシは返事することなく、さらに強く舌を押し付けます。

舐めれば舐めるほど、ショーの蜜は味が濃く、クリーミーになっていくのです。

「サト……ダメだ……イッちゃ…うっ……。」

ショーの体がブルッと震えて、サトシの口の中にミルクの味が広がります。

甘く、薫り高いミルクです。

飲んでしまうのがもったいないほど、濃厚でフレッシュなミルクです。

サトシはどうしようか悩みましたが、ゴクッとそれを飲み干しました。

吸われて、ショーの体が、ビクンと揺れます。

最後の一滴まで、サトシは残すことなく飲み干します。

「サト……。」

牛乳瓶が力なく、弱々しくなると、口から離し、

サトシは、二人の体の間からショーを見ます。

「サトシ……何?この感じ……。」

「どんな感じだったの?」

サトシは優しく笑います。

溜め息ばかりだったサトシを、ミルクが癒してくれたようです。

「なんか……すっごく気持ちいぃ……。」

「じゃぁ、もっと気持ちよくなろっか?」

サトシがニコッと笑います。

穏やかな気持ちのサトシの笑顔は、本物の天使のようです。

「もっと……?」

サトシは足を開いて、ショーの前に蜜を突き出します。

自分の目の前の、半分くらいの大きさになった牛乳瓶を、

頭を持ち上げて、口に含みます。

もう瓶ではありません。

飲み終わった牛乳パックです。

サトシはそれに空気を送り込むように、舌を使って膨らませて行きます。

「ぁあっ……。」

ショーも目の前の蜜に齧り付き、必死で舐めながら、

限界まで足を広げます。

若干腰が沈み、サトシが楽な体勢で膨らませにかかると、

ペチャペチャ、クチュクチュ、

湿り気を帯びた音だけが響き始めます。

時折、息を吸う為に離した口から、

「はぁ…んっ……。」

「あぁ……。」

「はんっ。」

「んんっ……。」

と、言葉にならない声が漏れますが、二人は一心不乱に牛乳瓶と蜜に喰らいつきます。

牛乳瓶が、元の大きさを取り戻し、蜜はさらに甘くまろやかになってくると、

二人の体は波打つごとく、見事なアルゴリズムを繰り広げます。

サトシがプルッと体を揺らすと、ショーがそれを受け止め、

さらにグンッと牛乳瓶を突き出し、サトシはその芳香な味わいで、

さらに甘い蜜を滴らせます。

二人の体が、これ以上ない熱気に包まれると、その時は訪れました。

サトシの舌が、牛乳瓶の蓋をこじ開けようとした時です。

今まで、ギリギリまでため込んでいた瓶の蓋が、一気に弾けたのです。

サトシの口いっぱいに広がる濃密なミルクの味わい……。

それと同時にサトシの蜜も弾けます。

より甘く、香しい蜜が、ショーの口の中に満ち溢れました。

一度では飲み込めないほどです。

体中を駆け抜ける、解放感と充足感に、二人は、はぁ、と大きな溜め息をつきました。










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