「大人の童話」
Wonderful(やま)

Wonderful ⑥

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「ショー君……。」

サトシの手が伸びて来ます。

ショーはその手に飛びつきます。

サトシは軽くショーを掴んで自分の胸元まで連れて来ます。

「ショー君……とっても気持ちよかった……。」

サトシがふにゃりと笑います。

力の抜けた、本当に天使のような笑顔です。

でも、やはり、ショーには眩しくありません。

どうしてなのでしょう?

「あれ?ショー君、大きくなった?」

大き目に作ったはずのTシャツが、ちょうどいい大きさになっているのです。

「なってる?」

ショーは両手を広げてサトシに見せます。

中指ほどだった背が、手の平くらいになっています。

しかも、手を広げたせいで、楊枝の先が、バッチリ見えます。

いえいえ、もう楊枝ではありません。

鉛筆の芯ほどの太さです。

サトシがポッと頬を染めた理由に、ショーはまだ気づきません。

「いっぱい舐めたからな。甘い蜜。」

ショーが自慢げに胸を張ります。

「そっか。ショー君は舐めると大きくなるんだね。」

ショーは元気いっぱいの笑顔でうなずきます。

鉛筆の芯がピョコンと揺れます。

「Tシャツ……濡れちゃったね……。」

サトシはショーのTシャツを脱がします。

そそり立つ真ん中を気にもせず、ショーも手を上げて脱がされます。

胸の上の、ショーの背中を撫でながら、サトシの視線は鉛筆の芯から離れません。

ショーもちょっと足を広げ、覗き込むように見ます。

「これ、さっきからこうなんだけど……勝手に治る?」

ショーがいろんな角度から見つめます。

なんだか、似たような物を見た気がします。

ショーが首を捻ると、サトシが親指と人差し指でソレを摘まんで……。

「大丈夫。すぐ元に戻るから。」

そう言いながら、クリクリと擦ります。

「やっ……なんか……。」

ショーの頬が上気して赤くなります。

息遣いも少々荒くなってきたようです。

「サ、サトシ……。」

赤い顔で見上げられ、サトシはニコッと笑います。

「大丈夫。おいらが戻してあげるから。だからね……。」

そう言って、胸の上の赤い突起を摘まみます。

「ここ、舐めてみて。舐めると大きくなるんでしょ?

 おいら、ショー君に早く大きくなってもらいたい!」

ショーは胸の上に体を横たえると、サトシが摘まみやすいように体を上に向けながら、

首だけで赤い突起に齧り付きます。

「ぁあ……。」

サトシが小さな吐息を漏らします。

ショーの気持ちがどんどん高ぶって行きます。

「サト……。」

潤んだ瞳で、切なげに頬を赤くするショーを見て、サトシはゴクリと唾を飲みます。

「サト……も、ダメ……。」

「いいよ……したいようにしてごらん。」

ショーがウッと呻くと、鉛筆の芯の先から、何かがピュッと飛び出します。

その拍子に、口に咥えてた突起にショーが噛みつきました。

「ぁふっ……。」

サトシの体がビクビクっと震えます。

「ショー君……じょ…ず……。」

はぁんと、サトシから、また吐息が漏れます。

ショーはドックンドックン波打つ気持ちよさを、腰を曲げて堪能します。

気持ち良くて……溶けてしまいそうなほどです。

ショーが快感に打ち震えていると、サトシの指が、優しくショーの髪を撫でます。

「ショー君、髪もベタベタだ。」

額にかかる髪を指の腹でそっと拭って、サトシは嬉しそうに笑います。

「毎日舐めるんだよ。そして早く大きくなって……。」

ショーは体を起こしてサトシを見つめます。

「俺が大きくなると嬉しいのかよ。」

「嬉しいよ。同じくらいの大きさになったら……。」

サトシがポッと頬を染めます。

視線の先はもちろん……鉛筆の芯です。

「きっと、もっと仲良くなれると思うんだ。」

「じゃ、俺、毎日舐める!あの甘い蜜!」

「蜜……甘いの?」

「とっても甘くて美味しいんだ。サトシも舐めてみろよ。」

「うん。おいらは……ショー君がもうちょっと大きくなったらね。」

ショーが首を傾げますが、すぐに大きく頷きます。

サトシがあの蜜を舐めるのは……物理的に無理だとわかったからです。

そんなショーを見て、サトシはキュッと胸が締め付けられます。

サトシを眩しがらずに近づけたのはショーだけです。

体中ベタベタにして、それでも輝くように美しいショーの体を、

サトシは眩しそうに見つめます。

しかも、ちょっと見ぬ間に、大人っぽくなったような気もします。

もちろん、サトシは気付いていました。

ショーの大冒険……。

でなければ、ショーはサトシの下敷きになっていたことでしょう。

必死で声を殺していたことを、ショーに気づかれるわけにはいきません。

「ちょっと……お風呂入ろっか。」

はにかんだようにサトシが笑うと、今度はショーが眩しそうに目を細めます。

「おふろ……?」

「お風呂って言うのはね……。」

ショーを優しく掴むと、立ち上がり、バスルームへと向かいます。

「ええ~、いいよ。俺、まだ甘い蜜舐めたいも!」

「まだ舐めるの?」

「まだまだ!」

「ショー君も……好きだねぇ。」

サトシは溜め息と同時に、ポッと頬を染めます。

ショーが大きくなるのも……時間の問題でしょうね。










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