「ふたりのカタチ」
ふたりのカタチ(やま)【21~40】

ふたりのカタチ (36)

 ←テ・アゲロ  the missing ⑦ -10- →テ・アゲロ  the missing ⑦ -11-
なんとか会社に行ってくれたショウ君。

ショウ君の背中を見送って、見えなくなると、すぐ家の中に入る。

火照った体を、ギュッと自分で抱きしめる。

忙しくって休めやしないのに、おいらを心配して……。

昨日の今日だから……。

でも、もう大丈夫。

ショウ君が、ちゃんとリセットしてくれたから。

今日は、新橋で田村さんと打ち合わせ。

急いで用意しないと……。

おいらは洗濯機を回しながら準備を始める。

昨日はしなかったから……洗濯が一回で済む。

そのせいか、いってらっしゃいのキスはいつもより濃厚で、

一人で立っていられないくらい、舌先を吸い上げられて……。

膝が折れたおいらを、ショウ君が抱きしめて、

ショウ君のを、立ったまま握らされて……。



「ショウ君……?」

「握って……。」

「でも……。」

「今すぐしてもいいんだよ?」

膝に力の入らないおいらは、ショウ君の言うがまま、ショウ君のを握る。

「……あっ……う……。」

ショウ君の顔が歪んで、おいらのこめかみに唇を当てる。

「そのまま……サトシの手の平で……イカせて……。」

「……ショウ君。」

おいらは力の入らない手で、そっとジッパーを下ろす。

下着の間からショウ君のを出して……。

手の平で包んで、軽く扱く。

「いっ……ぁあ……。」

「口で……しようか?」

「……いぃ……このままっ……。」

ショウ君のをできるだけ強く握って、小指の腹で、先端を撫でる。

「うっ……。」

頬にかかるショウ君の息が荒くなって、おいらを抱きしめる腕に力が入る。

ヌルッとした液体が、先端からあふれ出し、あっという間においらの手がヌルヌルになる。

「ショウ君……服が汚れちゃう……。」

「いいからっ……んっ……。」

ショウ君の腰が動いて、おいらの手を催促する。

おいらはできるだけショウ君の服に着かないよう、先端の方を中心に擦る。

ヌルヌルした液体のおかげで、おいらの手はスムーズに動く。

徐々に膝にも力が入り、一人でも立てるようになった頃には、

ショウ君のが、パンパンで、弾けそうになってて……。

それを見て、おいらはゴクッと唾を飲む。

ショウ君のが欲しくて、震える体を我慢して、強く扱く。

「ぅあっ……ぁあっ……。」

ショウ君が小さく声を上げ、おいらを包む体がギュッと縮まって、

……おいらの手の中にショウ君のが吐き出された。

「ショウ君……。」

ショウ君は抱きしめる腕に力を込めて、おいらの唇に吸い付く。

イッたばかりなのに、また大きくなりそうなほど、濃厚なキス……。

「ん……はぁ……、ダメ……ショウ…くっ……時間っ。」

おいらが強引に唇を離すと、寂しそうな顔でおいらを見下ろす。

おいらだって……。

「今日は、しよう?」

見上げるおいらの顔を、ショウ君の唇が這いまわる。

「ずっとしてたい……一日中、ずっと……。」

「んふふ。そうだね。ショウ君とおいらの仕事がひと段落したら……。

 旅行に行こうか?ずっと二人っきりで、ゆっくり過ごそう。」

「うん……。旅行……いいね。そうしよう。」

ショウ君はそう言って、おいらの頬にキスする。

おいらもショウ君の頬にキスして、少し体を離す。

「待ってて。手、洗ってくる。」

「……朝から、ごめん。」

「いいよぉ。でも……。」

「でも……?」

「おいらも……大変だけど……。」

カァーッと顔が熱くなって、おいらは急いで洗面所に向かう。

ささっと洗って、玄関に戻ると、ショウ君も身支度を整えていて……。

「ほんと、ごめん……。」

顔を伏せるショウ君が可愛い。

「んふふ。帰ってきたら……満足させてもらうから。」

「いくらでも、ありったけで。」

ショウ君がおいらの唇に唇を当てる。

「時間……大丈夫?」

ショウ君は腕時計を見て焦り出す。

「やばっ。こんな時間!」

「そうだよ。ショウ君、急いで!」

「行ってくる!」

もう一度、唇に唇を当てて、ショウ君が走って駅に向かう。

「いってらっしゃ~い!」

ショウ君の背中に向かって声を掛けると、ショウ君は振り向かなかったけど、

大きく手を振ってくれた。



ほら……。

思い出したら……疼くから……。

おいらは自分のに触ってみる。

反応してるそこは、ショウ君の手を待ってる。

ふと、ちょっと湿ってるTシャツの裾に気づく。

「……うふふ。ショウ君のだ。」

おいらはTシャツを脱いで、ちょっと匂いを嗅いでみる。

「まだ、洗濯、間に合うかな?」

急いで洗面所に駆け込んだ。

早く洗濯しないと……今度は、おいらが打ち合わせに遅刻しちゃう!



「そうですね。それでは、こことここを……。」

「できますか?大野さん。」

「……たぶん、大丈夫だと思います……。」

「では、そういうことで、よろしくお願いします。」

田村さんが、みんなを見回して会釈する。

おいらも一緒に会釈して顔を上げると、田村さんの優しい笑顔にホッとする。

なんとか、打ち合わせには間に合って、仕事のできる田村さんのおかげで、

テキパキと話が進み、午前中に打ち合わせが終わった。

「思ったより早く終わったね。」

「そうだね。ま、忙しくなるのはこれからだから。」

田村さんが軽い調子で笑う。

「頑張ってくださいね。大野さん!」

おいらの肩をポンポンと叩く。

これ、田村さんが乗ってる時によくする仕草。

「頑張るけど……できるかな?おいらに。」

「大丈夫って言ったの、大野さんですよ?」

「そうだけど……。」

そんな会話をしていると、会議室のドアが開く。

「あの……もう会議は終わりましたか……?」

「はい。さっき終わりました。」

田村さんが言いながら振り返る。

ドアを開けて入って来たのは……。

「類さん……。」

「あれ?今日は打ち合わせ、なかったはず……。」

「ええ、ちょっと近くまで来たから。」

類さんは、田村さんに向かってにっこり笑った










関連記事
スポンサーサイト



 関連もくじ一覧 ▼ 
総もくじ 3kaku_s_L.png a Day in Our Life
総もくじ 3kaku_s_L.png Kissからはじめよう
総もくじ 3kaku_s_L.png Step and Go
総もくじ 3kaku_s_L.png 果てない空
総もくじ 3kaku_s_L.png Love so sweet
総もくじ 3kaku_s_L.png タイムカプセル
総もくじ 3kaku_s_L.png Hello Goodbye
総もくじ 3kaku_s_L.png season
総もくじ 3kaku_s_L.png 夏の名前
総もくじ 3kaku_s_L.png Welcome to our party
総もくじ 3kaku_s_L.png Deepな冒険
総もくじ 3kaku_s_L.png 三日月
総もくじ 3kaku_s_L.png WONDER-LOVE
総もくじ 3kaku_s_L.png みんなと作ったお話
総もくじ  3kaku_s_L.png a Day in Our Life
総もくじ  3kaku_s_L.png Kissからはじめよう
総もくじ  3kaku_s_L.png Step and Go
総もくじ  3kaku_s_L.png 果てない空
総もくじ  3kaku_s_L.png Love so sweet
総もくじ  3kaku_s_L.png タイムカプセル
総もくじ  3kaku_s_L.png Hello Goodbye
総もくじ  3kaku_s_L.png season
もくじ  3kaku_s_L.png 五里霧中(5人)
総もくじ  3kaku_s_L.png 夏の名前
もくじ  3kaku_s_L.png Troublemaker(5人)
もくじ  3kaku_s_L.png Crazy Moon(5人)
総もくじ  3kaku_s_L.png Welcome to our party
総もくじ  3kaku_s_L.png Deepな冒険
もくじ  3kaku_s_L.png 花火(やま)
もくじ  3kaku_s_L.png miyabi-night(5人)
もくじ  3kaku_s_L.png ZERO-G
もくじ  3kaku_s_L.png 復活LOVE(やま)
総もくじ  3kaku_s_L.png 三日月
総もくじ  3kaku_s_L.png WONDER-LOVE
総もくじ  3kaku_s_L.png みんなと作ったお話
もくじ  3kaku_s_L.png Believe
もくじ  3kaku_s_L.png 智君BD
もくじ  3kaku_s_L.png ブログ
もくじ  3kaku_s_L.png コスモス
【テ・アゲロ  the missing ⑦ -10-】へ  【テ・アゲロ  the missing ⑦ -11-】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit
  • 【テ・アゲロ  the missing ⑦ -10-】へ
  • 【テ・アゲロ  the missing ⑦ -11-】へ