「ふたりのカタチ」
ふたりのカタチ(やま)【21~40】

ふたりのカタチ (27)

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マー君ちで、久しぶりに犬のショウ君たちと遊んで、楽しい気分で家に帰った。

オウムのカズナリ君も、トカゲのジュン君も相変わらず元気。

カズナリ君はおしゃべりに磨きがかかってて、ほんとびっくり!

会話してるみたいなんだもん。

ジュン君も、マー君の晩酌の相手をしてるらしく、

あの体で、結構お酒も強いらしい。

犬のショウ君は相変わらず、猫のサトシ君に翻弄されてて……。

あんなに大きいのに、ショウ君は優しいから……(笑)

そんなショウ君に甘える猫のサトシ君を見ていたら、

おいらもショウ君に甘えたくなった(笑)

家についたのは7時を過ぎていたけど、

夕飯の準備をして、お風呂にも入って、準備万端!

ショウ君が帰って来るまで、今日の資料をもう一度見直して待ってよう……。

ソファーに座って資料を広げると、昼間の類さんのことが思い起こされる。

おいら、どんな顔して夜のこと考えてたのかな……。

はずい……。

でも、そのショウ君も、もうすぐ帰って来る……。

時計を見ると、針は11時を指してる。

終電で帰ってきても12時半だから、後1時間くらいで帰ってくるかな。

資料と一緒にラフを広げて見てみる。

OKを貰った二枚……。

ん~、これがいいね。

類さんはそれをひと目で見極めてくれた。

仕事でいろんな物を見てる類さんに褒められるのは、やっぱり嬉しい。

それと一緒に昼間の恥ずかしかったことも思い出す。

普通はあんまり、男同士でそういうことにはならないもんね。

おいら、特殊な環境?にいるせいか、大勘違い。

勘違いしないように気を付けないと……。

そんなことを考えながら資料を読んでいたら、目がだんだん閉じてきて……。

意識が遠くなっていった。



「……トシ……サトシ……、ここで寝たら風邪引くよ。」

「……ん…………ショ……。」

ショウ君の声……。

わかっているのに目が開かない……。

すると、ふわっと体が浮いて、ショウ君の匂いに包まれる。

あの、男臭い匂い……。

「ショウ……く……。」

無意識にショウ君の首に腕を回す。

階段を上る振動が心地よくて、ショウ君の胸に頬を寄せる。

「いいよ。眠いんでしょ?」

ショウ君の優しい声がすごく近くて、おいらは首を横に振る。

カチャッとドアの開く音。

寝室の空気は少しヒンヤリしていて、体を縮めてショウ君にくっつく。

冷たいシーツの上に置かれて、でも、ショウ君から手が離せなくて……。

「サトシ……?」

「ショウ……くん……。」

ショウ君はそのまま唇を合わせて……キスをしてくれる。

「ごめんね……遅くなって……。」

うっすらと開いた目に映るのは、優しく笑ったショウ君の瞳。

「ううん……起きて……待ってたかったのに……。ごめん……。」

「いいよ、気にしなくて。もう眠くなっても仕方ない時間……。」

ショウ君は自分の腕の時計を確認する。

「シャワー浴びてくるから、ちょっと待ってて。」

またおいらは首を振る。

「いい……このまま……。」

「このまま?」

「……このままがいい……。」

「サトシ……。」

ショウ君の唇が、またおいらのに重なって、男臭いショウ君に包まれて、

おいらは……体をショウ君に摺り寄せる。

ショウ君は、戸惑いながらも緩めたネクタイをクイッと引っ張って、投げ捨てる。

「今日はさすがに、匂いも相当だと思うけど……いいの?」

「うん……ショウ君だもん……。」

おいらはそっとショウ君のシャツのボタンを外す。

「じゃ、2回目は……シャワーでだな。」

ショウ君はそう言いながら、おいらの唇をパクッと咥え込んで、

唇を舌先で撫でる。

乾いたおいらの口の中に、唾液が溢れてくる。

ネトッとしたショウ君の舌先が、おいらの中に入って来る頃には、

ショウ君のシャツも肌蹴てて、おいらのTシャツも捲り上げられて……。

「あぁん………は…ぁ……ショウ…くっ……。」

すぐに欲しくて、今すぐ欲しくて、

自分で腰を浮かせてハーフパンツを脱ごうとしたら、ショウ君がクスッと笑う。

「ごめん、待たせちゃったね……。」

ショウ君の手が浮かせた腰の下からハーフパンツを引っ張る。

おいらの下半身から全て取り除かれると、ショウ君はベッド脇からローションを取り出す。

「最初はゆっくり……と思ってたけど、そうもいかないかな?」

ショウ君がニヤリと笑う。

「う……ごめん……。」

おいらはショウ君のシャツを握り締めて、ショウ君を見上げる。

「ふふふ、嬉しい。」

ショウ君は、おいらの足を開いて、ローションを手の平に広げる。

「夜は長いからね……。」

ショウ君の手で温められたローションが、おいらに塗り込められていく。

「ぅ……ぁあっ……ショ……ふぅっ……あんっ!」

それすらも十分おいらを刺激して……。

「こんなに俺を待っててくれたの?」

そうだよ……ショウ君。

声に出さなくても、ショウ君にはわかっちゃうね。

「あぁんっ……。」

でもなかなか入って来てくれないショウ君。

指で唇で、いろんなとこを刺激してくれるのに……。

「ショウ……早く……。」

ショウ君の匂いも増して、おいらは欲しくて欲しくて……。

体を擦りつけるようにしても、ショウ君は指さえも入れてくれない。

ローションを塗る入口だけしか触ってくれない。

「ショ……早くっ……。」

おいらは待ちきれなくて、ローションの上を滑るショウ君の手を持って、

グッと後ろに押し込んだ。

「あんっ!」

ショウ君がニヤッと笑って、おいらの中で、指をもぞもぞと動かした。










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