「ふたりのカタチ」
ふたりのカタチ(やま)【21~40】

ふたりのカタチ (23)

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「あぁ……ショ……きもちぃ……。」

「気持ちいい?……サトシの顔……すっごく可愛くなってる……。」

「……ゃん……見ないで……ぁあっ……。」

「見るよ……ずっと見てる……。」

「や……はずか…しぃ……から…んっ……はんっ………はぁ……ショ…っ!」

「くっ……締まる……サトシ……。」

「きもちいぃ……ショウ…く……、もっ……もぅ……。」

「最高に可愛い顔、見せて……サトシ……。」

ショウ君が激しく動く。

「ん、あっ……あ、あ、あっ。」

振動と共に漏れる声。

「明後日……、くっ、俺も……そろそろ……。」

「あっ、あ、あ、……ショウ…くっ!」

「……いこうかっ、……はっ!」

「……ショ……んっ……ショウ!」

ショウ君が大きく突く。

おいらの中が無になって、快感が全身を走る。

ぎゅんっと体が震えて、次の瞬間、一気に力が抜けて……。

おいらの中で、ドクドクとショウ君が波打って、

ショウ君の手が優しくおいらの頬を撫でる。

「はぁ~、……ショ……。」

見上げたショウ君の顔も、はぁはぁ言いながら、優しく笑ってて。

「……気持ち…よかった……。」

「はぁ……、俺も。」

ショウ君が抜こうとするのを、腕を掴んで止める。

「もうちょっと……。」

ショウ君はクスッと笑って、おいらの足を横にずらす。

入れたまま、背中に回って、後ろから抱きしめてくれる。

「あのままじゃ、抱きしめられないから……。」

「ショ……。」

おいらは回されたショウ君の腕に頬を寄せて、背中から伝わるショウ君の温もりを味わう。

温かくて優しいショウ君の温もり……。

「明後日……。」

「ん?」

おいらは顔だけちょっと振り返る。

「明後日の午前中、区役所行こう。」

「明後日?仕事大丈夫なの?」

「なんとか……明後日なら。」

「でも、急がなくていいよ?書類を出しても出さなくても、おいら達は変わらない。」

「そうだけど……けじめ?」

「んふふ。うん、そうだね……何かあったら困るしね。」

「そんなにすぐに、何かはやってこないでしょ?」

ショウ君が腕に力を入れて、筋肉を見せる。

おいらはクスッと笑って、その力こぶをさわさわと撫でる。

「でもショウ君……すっごく忙しいから……。」

「ごめん……、今、大きなプレゼン控えてるから、それが終われば……。」

ショウ君がぎゅっとおいらを抱き込む。

「文句言ってるわけじゃないよ。ショウ君の体が心配なだけ……。」

「サトシ……。」

「終電帰りが続いてるから……。大丈夫?」

「うん。大丈夫。うちのチームは優秀だから。」

おいらはショウ君の顎にキスして、ニコッと笑う。

「頑張って。」

「おぅ。」

ショウ君も笑って、おいらの頬にキスしてくれる。

「明後日、区役所行くのに半休取ったから……。」

「本当に大丈夫なの?」

「……大丈夫。だから……。」

「だから?」

「明日は……3回はしよう!」

「ショウ君っ!」

今したばっかなのに、明日の予約までするショウ君に、呆れながらも楽しくなる。

ここのとこ忙しくて、できない日もあって……。

できても1回が限界。

お互い疲れてて、終わったらすぐ寝ちゃうことも多かったし……。

いつの間にか外れてたおいらとショウ君。

ショウ君はおいらを仰向けにして、顎に手を添える。

「今日はもう寝ようか。明日に備えて。」

「ショウ君、バカっ……。」

明日のことを考えて、明日を期待してる自分にカッと顔が赤くなる。

「こんなことした後でも恥ずかしいの?サトシはほんと、可愛いなぁ。」

ショウ君の手がおいらの顎を持ち上げて、チュッとキスしてくれる。

「恥ずかしいよ……してる間も……ずっと恥ずかしい……。」

「なんで?あんなに可愛くてキレイなのに……。」

「あんな恰好とか……恥ずかしくないわけないじゃん。」

おいらは今日のを思い出して顔が赤くなる。

「恥ずかしい?散々やった格好なのに?」

ショウ君がちょっと意地悪く笑う。

「知らない!」

ショウ君の手から顎を外して、体を小さく抱え込む。

「お休み!」

おいらが言うと、ショウ君はクスッと笑って、

大きくおいらを抱きしめ、耳の下辺りに顔を埋める。

「お休み……サトシ……。」

ショウ君に包まれて、おいらは安心して眠りに落ちる。

肌の温もりは……やっぱり安心するね。



次の日。

玄関でいつもの儀式。

「今日は遅くなるけど、できるだけ早く帰って来るから。」

言いながら、ショウ君がおいらの頬に唇を当てる。

「無理しないで。明日、午前中お休みもらったんでしょ?」

「だから、早く帰って来るんだよ。」

唇がズレて、おいらの唇を塞ぐ。

「んっふぅ……。」

いってらっしゃいの、濃厚なキス。

絡めた舌をなんとか離して、ショウ君を見上げる。

「いってらっしゃい。気を付けて。」

「今日、サトシは?」

「ポスターのラフを見てもらってくる。

 色入れる前にチェックしてもらわないと、直すの大変だから。」

「……それ、田村さん?」

「と、類さんだけど……他にも数人いるって言ってた。」

「…………。」

「ほんと、類さん、意識しすぎ。」

「意識させるようなことする、あいつが悪い。」

「そんなに悪い人じゃないと思うんだけどな……。」

「悪い人かどうかが問題なんじゃないんだよ。」

「じゃ、何が問題なの?」

「それは……。」

おいらが首を傾げると、ショウ君がギュッと抱きしめる。

「とにかく、あいつには気を付けて……。

 できるだけ二人にならないように。」

「う、うん。ショウ君がそう言うならそうするけど……。

 でも、おいらにはどうにもできないよ?」

「仕事だからね……無理ならしょうがないけど……、

 いや、無理でもなんとかして。」

「ショウ君……。」

そんなのおいらにはできないよ。

「ごめん。我が儘言った。でも、それが俺の本心だから。」

「……わかった。」

ずっと抱きしめられたままのおいらは、少し顔を上げて、ショウ君を見上げる。

ショウ君はまたおいらの唇に唇を当てて……。

濃厚なキスを2回して、なんとか仕事に行ってくれた。

類さんと二人にならないようになんて……できるのかな?










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