復活LOVE(やま)

復活LOVE ⑰

 ←復活LOVE ⑯ →復活LOVE ⑱

抱きしめて絡めた舌は、それだけで愛撫になる。

そんなことに改めて気づかされた。

先生の背中を撫で、先生の体が現実であることを確かめると、徐々に実感が沸いてくる。

ああ、本当に俺の腕の中に先生がいる……。

時折漏れる甘い吐息。

強くなる先生の香り。

上がっていく体温……。

それらは全部リアルで、浮き上がりそうになる俺の心を辛うじて繋ぎ止めてくれる。

本当に、このままどこかに飛んでいってしまいそうなほど、俺の心は宙に浮き……。

ダメだ。

一刻だって離れていたくない……。

それでも、長すぎるキスに、俺は唇を離し、先生を見つめる。

先生は、トロンとした目で、ハァと、短く息を吐く。

その湿った息が頬を掠め、俺の背中がゾクッとする。

思わず抱きしめて耳元で囁く。

「……このまま……いい?」

先生の顔が、肩の辺りでコクっとうなずく。

俺の部屋と同じ1Kのマンション。

ベッドは窓の脇……。

俺はまた、先生の唇に唇を合わせる。

濃厚なキスを交わしながら、当たりを付けて、先生をベッドへ連れていく。

腰に回した手も離せない。

握った手も離せない。

唇も……離せない。

離したら、煙になって消えてしまいそうで、

これは夢でしたって、目が覚めそうで、

怖くてどれも離すことができない。

なんとか窓の脇のベッドまで無事辿り着き、ホッと胸をなで下ろす。

先生が転ばないよう、慎重に腰を下ろし、ゆっくりと倒していく。

もちろん、唇も、手も離したりはしない。

先生がしっかり横になると、覆いかぶさって、唇を貪る。

できるだけ体重を掛けないように、両肘を付き、先生の髪に手を埋める。

柔らかい髪の感触。

指が耳たぶに触れ、プルンと揺れる。

それを親指でなぞる。

「ぁんっ……。」

声とともに顎を上げる先生。

「……いや?」

「……くすぐっ…たい…………。」

先生の声が小さくなる。

頬を赤らめ、恥ずかしそうにする先生は、可愛いだけじゃなく、色気まで漂う。

ダメだよ、そんなの。

「……反則……。」

俺は先生の輪郭をなぞりながらつぶやく。

「……?」

先生が不思議そうな顔をする。

「……そんな顏……反則だから。」

「それ……あ……。」

俺は軽くチュッと鼻にキスして、また唇に唇を重ねる。

先生が何か言い掛けたけど、ごめん。

聞いてる余裕がない。

俺は先生のTシャツの下に手を入れ、先生の肌をまさぐる。

スベスベでなだらかな肌。

筋肉の凹凸の間を抜け、小さな乳首に指を伸ばす。

「あんっ。」

先生の声は、子猫の鳴き声みたいに甘く響く。

舌っ足らずな声で俺を呼び、その唇で虜にする。

「あっ…ふぅ……しょおく……。」

しなやかな腕が絡みついて、俺の中心はアッという間に硬くなる。

「……可愛い……先生。」

「か、可愛いって……。」

先生が俺の腕で顔を隠そうとする。

ほら、そんなに真っ赤になって。

可愛くないわけないでしょ?

俺は先生の顎をすくって顔をこっちに向ける。

「見せて……可愛い顔。」

俺が笑って見つめると、先生は一瞬合った目をまた逸らす。

「……おいらのが……年上なのに……。」

「年上なのに……何?」

先生は目を逸らしたまま小さくつぶやく。

「女の子みたいな扱いされるの……。」

そこまで言って、言いよどむ。

「いや?」

先生は首を小さく横に振る。

「大事にされてるみたいで……恥ずかしい。」

俺は先生の髪を撫でる。

柔らかい髪をゆっくりと優しく。

女の子より可愛い先生。

そうだよ。大切な俺の愛しい人。

「恥ずかしがらないで?

 壊れ物より大事に扱うよ。

 当然だよ。やっと手に入れたんだ。」

「翔君……。」

先生の潤んだ瞳が俺を映す。

「そんなこと言われたら……ドキドキして……どうしていいかわかんなくなる。」

俺の口元が崩れてく。

どうしてこんな、可愛いこと言うんだろう?

「翔君……そんな顔で見られたら……おいら……融けちゃうよ?」

先生がちょっと口を尖らせて、俺を見つめる。

「そんな顔ってどんな顔?」

「そんな……い、言えないよ。」

先生がプイと顔を背ける。

「ダメ。ちゃんと俺を見て。」

顎に手を掛け、こっちに向かせる。

「おいら……翔君と付き合えないかも……。」

え?何を今さら?

先生?

「ど、どうして?」

俺にしては珍しく、どもるほど動揺する。

「だって……一緒にいたらこんなにドキドキしてクラクラしてムズムズして……。

 翔君と一緒にいる度、こんな発作みたいになってたら……。

 ずっと一緒にいるなんて無理!」

「先生……。」

先生が眉間に皺を寄せて俺を見上げる。

くはは。

本当に可愛い人!

あの頃から変わらず、ううん、あの頃以上に。

「……それは、俺のことが好きだから?」

俺は先生の頬に唇を落とす。

柔らかい頬の感触を楽しんで、そのまま首筋へ移動する。

「そ……そう……ぁあっ。」

少し舌を出して舐めると、先生の体がビクッと震える。

「離れるなんて……俺が無理。」

先生の首筋に顔を埋めながら、先生のジーパンに手を掛けた。










関連記事
スポンサーサイト



総もくじ  3kaku_s_L.png a Day in Our Life
総もくじ  3kaku_s_L.png Kissからはじめよう
総もくじ  3kaku_s_L.png Step and Go
総もくじ  3kaku_s_L.png 果てない空
総もくじ  3kaku_s_L.png タイムカプセル
総もくじ  3kaku_s_L.png Hello Goodbye
総もくじ  3kaku_s_L.png season
もくじ  3kaku_s_L.png 五里霧中(5人)
総もくじ  3kaku_s_L.png 夏の名前
もくじ  3kaku_s_L.png Troublemaker(5人)
もくじ  3kaku_s_L.png Crazy Moon(5人)
総もくじ  3kaku_s_L.png Welcome to our party
総もくじ  3kaku_s_L.png Deepな冒険
もくじ  3kaku_s_L.png 花火(やま)
もくじ  3kaku_s_L.png miyabi-night(5人)
もくじ  3kaku_s_L.png ZERO-G
もくじ  3kaku_s_L.png 復活LOVE(やま)
総もくじ  3kaku_s_L.png 三日月
総もくじ  3kaku_s_L.png WONDER-LOVE
総もくじ  3kaku_s_L.png みんなと作ったお話
もくじ  3kaku_s_L.png Believe
もくじ  3kaku_s_L.png コスモス
もくじ  3kaku_s_L.png つなぐ
総もくじ  3kaku_s_L.png 大人の童話
もくじ  3kaku_s_L.png 智君BD
もくじ  3kaku_s_L.png ブログ
もくじ  3kaku_s_L.png ティータイム
【復活LOVE ⑯】へ  【復活LOVE ⑱】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit
  • 【復活LOVE ⑯】へ
  • 【復活LOVE ⑱】へ