FC2ブログ

更新履歴

さわりを読む▼をクリックすると更新された内容の冒頭部分がご覧になれますので、久しぶりのご訪問の方はこちらで未読・既読のご確認ができます

日付別の更新チェックはカレンダーの日付をクリック ▼

2019 031234567891011121314151617181920212223242526272829302019 05

【  2019年04月  】 

Sunshine (65)

Sunshine(やま)【61~80】

2019.04.30 (Tue)

 「うっ、待ってサトシ!」「ごめん、待てない!ひじきが焦げちゃう!」台所に行こうとするおいらの手をショウ君が掴む。「いや、ダメだ、待って!これ、どういうこと!?」振り返ってショウ君を見ると、ショウ君の手にはさっきの白い封筒。それがどうしたの?急がないとひじき~っ!「これ、差出人、花沢さんなんだけど!?」「仕事の書類なんじゃないの?ダメ、おいら行ってくる!」おいらはショウ君の手を振り切り台所へ急ぐ。間...全文を読む

PageTop▲

Sunshine (64)

Sunshine(やま)【61~80】

2019.04.30 (Tue)

 「なんだ?今日は?」ショウ君が、リビングのソファーに座りながら郵便物を仕分けして、首を傾げてる。ここがおいらの事務所兼自宅になってるから、仕事がらみの郵便物も多い。チラシやDMなんかも結構入ってる。仕事から帰ったばっかりなのに、ビール片手に一つ一つ分けていくショウ君。「チラシ多いの?」おいらはひじきを炒めながら、ショウ君に向けて首を伸ばす。「いや、チラシじゃなくて、ハガキ。」「……ハガキ?」「あ……懐...全文を読む

PageTop▲

五里霧中 ショウ - 美奈子と - 下

五里霧中(5人)

2019.04.30 (Tue)

 「それがわかってて付き合うことにしたのは私だし。 櫻井さんが寂しくないならそれでいいの。」告白された時も言ってたっけ。寂しくないの?寂しいなんて言ったらバチが当たる。例え恋人同士になれなくても、俺はサトシとずっと一緒にいられる。幼馴染として。仲のいい友人として。「俺、そんなに寂しそう?」美奈子はスプーンから視線を上げずに答える。伏せた睫毛が長い。細い睫毛が涙袋に影をつける。「寂しそうに見えたから……...全文を読む

PageTop▲

五里霧中 ショウ - 美奈子と - 上

五里霧中(5人)

2019.04.30 (Tue)

 「ね、何考えてるの?」「何って……。」突然、足を止めた俺を、不審そうに美奈子が見つめる。何を考えてるかって?俺が考えてたのは……。俺は空を見上げる。風が頬を撫で、前髪が額をくすぐる。やっぱり俺は……。美奈子は取引先の受付嬢。一つ下。いつも下してる髪を上げた時、見えたうなじがサトシに似てた。それだけで付き合ってる俺も俺だけど……。「デートの時くらい、私のこと、考えてくれてもいいんじゃない?」美奈子がわざとふ...全文を読む

PageTop▲

WONDER-LOVE Ever -88-

WONDER-LOVE Ever【81~100】

2019.04.29 (Mon)

 「すっごい飲むね~。よっぽどお腹空いてたんだね。」「アイバさんがそんなに見てたら飲みにくいって。」二人はしゃがんでブランを囲む。「そんなことないよ、なぁ?」ブランに向かって伸びる手に、ブランがキバを剥く。「触るな!気が散るじゃん!」すぐにまたミルクの器に鼻を押し付けると、ニノがおかしそうに笑う。「ほらぁ、怒られた!嫌がってんの、わかってる?」「俺を嫌がってるわけじゃないじゃん。」「そう見える?そう...全文を読む

PageTop▲

WONDER-LOVE Ever -87-

WONDER-LOVE Ever【81~100】

2019.04.28 (Sun)

 ブランは雨と風をしのごうと、木の陰に身を寄せる。他に行くところはない。ここでノアを待たないと……。「ね、まだいるよ?あの子。」直した看板を持って、背の高い男が店から出て来る。さっきの男だ。ブランは用心するように身を屈め、二人の様子を観察する。「あそこで雨宿りできる?」奥から出て来たもう一人に問いかけ、看板を設置する。「できるんでしょ。できなきゃできるところに行くでしょ。」もう一人は、ガタガタと看板の...全文を読む

PageTop▲

WONDER-LOVE Ever -86-

WONDER-LOVE Ever【81~100】

2019.04.27 (Sat)

 温かくて気持ちいぃ……。ノアは頭の位置を変えたくて、体を横に向ける。昨日、サトシとショウに拾われ、なんとか食べ物と寝床にありつけた。皿に乗せられたグチャグチャの内臓みたいなものは、食べたことはなかったが、匂いを嗅ぐと美味しそうに見える。恐る恐る口にすると、これがとても美味しい。もうこれ以上は食べられないと言うくらい食べ、後は疲れた体を休めた。夜はショウの胸の上で丸くなった。帝王様似の人間は、優しくノ...全文を読む

PageTop▲

WONDER-LOVE Ever -85-

WONDER-LOVE Ever【81~100】

2019.04.26 (Fri)

 ブランの白い毛を、冷たいものが伝う。「……雨?」ブランは少し頭を上げ、空を見上げる。さっきよりも暗い雲。見上げたブランの頬に、また冷たいものが当たる。ブランは体を起こし、木の根元に身を寄せる。目の前の道が、徐々に水玉模様になっていく。雨が降ると匂いが消される。「ノアの雨……?」ノアは雨使いだ。狭い範囲でなら、雨を降らせることができる。でも……この雨はノアじゃない。ノアの雨は、温かく、仄かに甘い匂いがする...全文を読む

PageTop▲

WONDER-LOVE Ever -84-

WONDER-LOVE Ever【81~100】

2019.04.25 (Thu)

 「ノア、どこ行っちゃったんだろ……。」ブランはじっと海を見つめる。北風が、ブランの白い毛を浮き上がらせ、次の瞬間、別の方向から吹き付ける。「ノア~~~っ!」海に向かって叫んでも、返事は一向に返ってこない。曇り空の海は気持ちまで冷え込ませる。「ノア……。」立っているのもやっとの小さな体で、フラフラしながら向きを変える。足元の砂が動いて、一瞬ヨロける。「お前、どうした?」ブランが見上げた視線の先に、一人の...全文を読む

PageTop▲

WONDER-LOVE Ever -83-

WONDER-LOVE Ever【81~100】

2019.04.24 (Wed)

 ショウがカチャカチャとパソコンを弄り、また出て行くと、ノアはサトシを夢の世界へ誘う。この世界では猫であるノアの唯一の伝達手段。サトシと話せるのが嬉しくて、一頻り、帝王様への愚痴をこぼすと、サトシがブランの話に戻す。「ね、ノア。ブランって誰?」「そう、それを話したかったの!」ノアはサトシの手をギュッと握り締める。「ブランは……僕の双子の弟。」「弟……じゃ、猫?」猫……のままだよね?「うん、たぶん……。」ノア...全文を読む

PageTop▲

前月     2019年04月       翌月

Menu

プロフィール

tepo

Author:tepo
アメブロでメインに活動しています。

嵐の大野君が大好きで、山LOVEです♪
腐っているので、ご理解のある方、
また成人女性限定でお願いします。

a Day in Our Life
    ↓
kissからはじめよう
    ↓
 Step and Go
    ↓
  果てない空

の順で続いています。
それぞれでも楽しめるようになっていますが、順番に読むと5人の成長がよりわかるのではないかと思います。

コメント等は受け付けていません。
何かありましたら、
アメブロの方へお願いします。
リンクにあります「TRIP アメーバ」から
ブログトップへ飛べます。
よろしくお願いします。

最新記事

カテゴリ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

検索フォーム

QRコード

QR