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【  2019年01月  】 

イチオクノホシ ~ Swan Lake ~ ⑨

イチオクノホシ(やま)

2019.01.31 (Thu)

 「痛っ。」肌の引っ張られた肉を見て、智が笑う。「皮だけ引っ張られるのな。」胸の上で、面白そうに2本の毛を弄る智の手を掴む。「智の中には黒鳥と白鳥とどっちも存在するんだね。」「どっちも?」「意地悪智と可愛い智。」智の髪をもう一方の指に絡め、その髪にキスする。智の笑う声がする。「お好みに合わせて、どっちにでもなってあげるよ? 今はどっちがいい?」智が顔を上げ、俺の手から髪がスルリと逃げていく。「……可愛...全文を読む

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明日に向かって吠えろ ~ 或る作家の呟き ~ ②-下

明日に向かって(やま)

2019.01.30 (Wed)

 「さと……。」「……せんせ……。」唇から覗く舌先を絡め取り、吸い上げる。「んんっ。」智の腕が、私の首に絡まりつく。私も智の腰を抱きしめ、尻に手を添える。絡んだ舌が、さらに絡もうと、奥へ奥へと入って行く。「んぁ……。」智の舌先が、私の歯列をくすぐる。クチュクチュと音を立てる粘膜と唾液。作務衣の合わせの間から手を滑り込ませようとして、智に制される。「ダメ……まだ仕事……。」何も言わせない。私は再度唇を合わせ、言葉...全文を読む

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明日に向かって吠えろ ~ 或る作家の呟き ~ ②-上

明日に向かって(やま)

2019.01.30 (Wed)

 「激…甘……?」「そう言うレターが多いんですよ、最近。 先生の作品は切ない系が多いですからね。 甘いの書いたらどんな風になるのか、興味があるんでしょ。」二宮君が、小さめの段ボール箱をドサッと下す。「あ、ファンレター、ここに置いときますね。」「ああ。」チラッと見ると、ダンボールの中は半分くらいまで手紙で埋まっている。私は窓辺に腰かけ、袖を払って腕を組む。眼下では、智が裏庭の掃除をしている。「この通信時...全文を読む

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愛と勇気とチェリーパイ #24 下

愛と勇気とチェリーパイ(5人)

2019.01.26 (Sat)

 あたしがワクワクして見ていると、カランカランとドアが開く。誰よ~、今日はもう店終い!邪魔しないでよね!そう思って振り返ると、寒そうに体を縮こまらせた店長が、真っ直ぐショウ君の所へ向かって行く。「ショウ君、超寒い~っ!」店長と一緒に入って来た空気は確かに超寒い!あたしもブルッとして、膝に掛けてたストールを引き上げる。店長は、三人を通り過ぎ、ショウ君の前に行くと、思いっきりショウ君の手を握る。「ほら、...全文を読む

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愛と勇気とチェリーパイ #24 上

愛と勇気とチェリーパイ(5人)

2019.01.25 (Fri)

 「翔さん、今日はもういいから早く帰れば?」MJの声にあたしのカップを持つ手が止まる。え?ショウ君、何かあるの?「そーだよそーだよ。今日くらいは仕事いいから早く帰んなよ。」アイバ君もサイフォンを洗いながら、MJに同調する。「え、いいよ。気にしなくて。」ショウ君はあたしの隣でお塩を補充しながらクスッと笑う。「特に何もないし。」あ、何もないの?ないのに今日くらいって……。「誕生日くらい、早く帰ってゆっくり...全文を読む

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イチオクノホシ ~ Swan Lake ~ ⑧

イチオクノホシ(やま)

2019.01.22 (Tue)

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イチオクノホシ ~ Swan Lake ~ ⑦

イチオクノホシ(やま)

2019.01.21 (Mon)

 「大野さんもこのスタジオ使ってたんですね。嬉しいな!」侑李と呼ばれた青年が、嬉しそうに智に寄って来る。「侑李も自主練?団に行けば踊れるだろ?」「そうなんですけど、一人で練習する方が進むんです。」チラッと俺を見て、侑李がニコッと笑い、智の腕を取る。「もし時間があるなら……少し見てくれませんか?」智よりさらに背の低い後輩が、可愛い顔で智を見上げる。イケメンと言うよりは、可愛い感じの後輩。誰でも可愛がって...全文を読む

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STORY scene#11

STORY

2019.01.17 (Thu)

 電車を降り、バスに乗る。都内ではぱらついていた雨も、もう降っていない。この辺では降らなかったのか?舗装された道路に目をやるが、もう7時を回っている。降ったかどうか判断できるほど街灯はない。バスを降り、見慣れた道を歩く。いつもよりバス一本分遅くなった。腕時計で時間を確認し、足を早める。街灯も家の明りもポツポツとしかなく、寒さにマフラーを頬まで上げる。初めて来た時と、ほとんど変わらぬ風景。5分位歩いて、...全文を読む

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STORY scene#10

STORY

2019.01.16 (Wed)

 「それで?やっぱりそういう関係になっちゃったんですか?」菊池君がやや興奮気味に身を乗り出してくる。「いや……それはどうかわからない。私が知ってるのはここまでだから。」私はそう嘯(うそぶ)いてお冷を掴む。これだけしゃべれば喉も乾く。「そんな……。気になるじゃないですか。」「二人が触れ合ったかどうか?」私は笑ってお冷を流し込む。氷も融け切って、ほんのり冷たい水が心地いい。「もちろんそれも気になりますけど……二...全文を読む

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STORY scene#9

STORY

2019.01.15 (Tue)

 「また、掲載して欲しい。」大野さんの小さな声が男の耳に届く。男はゴクッと唾を飲んで、受話器を握り直す。「でも、最近の展覧会には……。」男は目録や個展の案内を見る度に、大野さんの名前を探していたからね。大野さんが、ここ最近の展覧会に出品していないのはわかっていた。「あぁ、新作だ。まだ……どこにも出していない。」「それを掲載……ですか?」「ああ……。」展示会に出品していない作品を掲載することはほとんどない。ほ...全文を読む

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嵐の大野君が大好きで、山LOVEです♪
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  果てない空

の順で続いています。
それぞれでも楽しめるようになっていますが、順番に読むと5人の成長がよりわかるのではないかと思います。

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