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【  2017年09月  】 

Petit Love so sweet 2

Love so sweet(やま)【81~ 】

2017.09.27 (Wed)

 リ~ン、リリリ~ン。リリリ~。リ~~。「秋だねぇ。」ソファーに座る翔君は、新聞片手にビールを飲む。「秋だねぇ。」おいらもショウ君の言葉を繰り返す。カーテンが揺れ、秋の風が、翔君の洗いざらしの髪をくすぐる。前髪がフワッと動いて、端正な顔がグラビアみたいに笑う。「イケメンだねぇ。」おいらもビール片手に翔君の隣に座る。「イケメンですねぇ。」翔君がおいらを見ながら、おいらの人差し指と中指の上に指を重ねる。...全文を読む

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Love so sweet №86

Love so sweet(やま)【81~ 】

2017.09.24 (Sun)

 「翔君?なんでそんな顔?」愛しの智君が、俺の顔を見てふにゃりと笑う。ああ、いつ、どんな心持ちで見ようと、あの顔を見れば、気持ちがホワッと柔らかくなるのはなんでだ?「顔?」「うん。」智君は笑いながら、俺の頬をスリスリ撫でる。「どんな顔?」智君はちょっと真剣な顔をして、ん~と考えるように眉間に皺を寄せる。「怒ってるって感じじゃないけど……困ってる……?」困ってる……。そうだ。俺は困ってるのかもしれない……。「...全文を読む

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つなぐ 三十六帖

つなぐ(やま)

2017.09.23 (Sat)

 「わしは1000年生きた。」男の指が櫻井の頬を撫でる。「もう、十分だ。わしはもう、精気は吸わぬ。」「なぜ?私の為と思うなら……。」櫻井が男を見つめると、男はゆっくり首を振る。「そうではない。本当にもう十分なのだ。 なに、お前よりは長く生きるから安心しろ。」「智……。」男は赤子の頬を撫でる。「わしは強い。」「……はい。誰よりも強く気高い。」櫻井は男の手を見つめる。細く長い指が、赤子の頬に当たる産着を避ける。「...全文を読む

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つなぐ 三十五帖

つなぐ(やま)

2017.09.23 (Sat)

 人差し指が差したのは、男の腕の中で、気持ちよさげにスヤスヤと寝入る赤子。「これか?」男がそっと赤子の顔を二人に向ける。「これは……わしの子だ。」男が自慢げに笑う。「え?」「ええ?」「どうだ、可愛いだろう?」二人は赤子に歩み寄り、男と赤子を見比べる。「狐殿は……子が産めるのでございますか?」「わしにできぬことはない。」「だ、だって、男ですよね?どこで孕ませたんですか!?」雅紀の驚きを隠せぬ声に、男が声を...全文を読む

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つなぐ 三十四帖

つなぐ(やま)

2017.09.23 (Sat)

 「どうですか?帝のご様子は。」櫻井は味噌汁を啜りながら雅紀を見る。雅紀は、櫻井の釣った小さな魚から骨を取るのに夢中だ。「はい。今日は顔色もよく、薬が効いているようでした。 ウコギを加えたのがよかったのかもしれません。」「顔色がいいのは、雅紀さんが行ったからでしょう?」櫻井も魚を頬張りながらニコッと笑う。「そ、そんなことは……ありません……。」雅紀の頬がみるみる染まっていく。「ただ、面白い話しをする町の...全文を読む

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つなぐ 三十三帖

つなぐ(やま)

2017.09.22 (Fri)

 「翔さん、今日は薬を届けに行きますが、翔さんもご一緒しますか?」縁台で庭を眺める櫻井に、雅紀が声を掛ける。「いえ、止めておきましょう。 私がいると邪魔になりましょう。」櫻井がにっこり笑うと、雅紀の頬が赤く染まる。「それは……。」言い訳しようと口を開く雅紀に、櫻井はさらに笑って見せる。「深い意味はありません。私が行くと帝にも負担を掛けてしまうでしょうから、 私は一人で待っていますよ。」櫻井は笑顔だ。男...全文を読む

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つなぐ 三十二帖

つなぐ(やま)

2017.09.21 (Thu)

 イワナは二人の懸命な説得のおかげで、無事美味しい塩焼きになった。大きなイワナを三人でつつく。「やはり、鬼っ子の飯は旨い。」男は嬉しそうにイワナを頬張る。「私が作ったら、もっと美味しかったかもしれませんよ?」櫻井も、そうは言いながら、次から次へと箸を運ぶ。「人には向き、不向きがあると教えてくれたのは翔さんですよ?」雅紀も楽しそうに口を動かす。「和也殿にはすぐに会えましたか?」櫻井は器用に箸を動かし、...全文を読む

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つなぐ 三十一帖

つなぐ(やま)

2017.09.20 (Wed)

 「待たせたな……、み、帝!?」二宮の目には、雅紀ではなく、帝の二藍の衣が目に入る。「こんな所で何をなさっているのです? 帝がいなくなったとわかったら、大騒ぎになりますぞ。」目を見開いて驚き、その場にひれ伏す二宮に、雅紀は何が起こっているのかわからない。「これ、頭を下げよ。」二宮の手が、むんずと雅紀の頭を掴む。「よい。余がいいと言ったのだ。」帝が雅紀を見て、にこやかに笑う。「顔(おもて)を上げよと言った...全文を読む

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つなぐ 三十帖

つなぐ(やま)

2017.09.19 (Tue)

 次の日、雅紀は櫻井に言われた通り、商人用の裏木戸から城に入った。門番が取り次いでくれたので、すぐに二宮が現れてもよさそうなものだが、なかなか姿を見せない。薬を渡すだけでいい。そう言われて来たが、薬には処方の仕方がある。症状によって、飲ませ方も変わって来る。仕方なく、小上がりに腰掛け、足をブラブラさせながら、待ってみる。今日は天気がいい。窓から差し込む光は明るく、眩しいくらいだ。雅紀は何げなく、窓の...全文を読む

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つなぐ 二十九帖

つなぐ(やま)

2017.09.19 (Tue)

 男の体を追うように、櫻井の体も落ちる。繋がった部分は外れ、お互いの体液とネリの感触が腹の辺りに広がる。薄っすら汗ばんだ肌から、早い鼓動が伝わって来る。もちろん、櫻井の鼓動も同じように早い。「智……。」男の体に体重を預け、男の髪を撫でる。「智……?」櫻井は、動かない男が心配になって、首の角度を変え、男の顔を覗き込む。「大丈夫だ……。」男の手が動く。櫻井と同じように櫻井の髪を撫で、親指で額を撫でる。「ちゃん...全文を読む

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の順で続いています。
それぞれでも楽しめるようになっていますが、順番に読むと5人の成長がよりわかるのではないかと思います。

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