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【  2017年02月  】 

ふたりのカタチ (118)

ふたりのカタチ(やま)【100~120】

2017.02.28 (Tue)

 智さんが、お蕎麦屋さんに連れて行ってくれて、美味しいお蕎麦を食べた。本当に美味しくって、お腹空いてたんだなって、改めて気づいた。お店を出ると、そのまま潤さんの所へ向かう。この時代だもんね。タクシーってわけにいかない。歩いたらどれくらいかかるんだろ?智さんは心配する風でもなくスタスタと歩く。昔の人ってよく歩くんだなってつくづく思う。そうだよね?昔は何日もかけて、京都やお伊勢さんまで歩いたんだもんね。...全文を読む

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miyabi-night 二十五話 - japonesque side story -

miyabi-night(5人)

2017.02.28 (Tue)

 双六の説明が終わると、智千代が双六をじっと見ながら、智に聞いてくる。「これ、配りに行くの?」智はしたり顔で、紙の束から一枚取り出す。「ああ、最後は配りに行くんだが……まずはちょいと色を入れようかと思ってね。」「色……?」「そうそう。時間があんまりないからね。これくらいの数で、 ちょいと色を入れるくらいなら、版木彫るより直(じか)に入れちまった方が早い。」「それをおいらが手伝うの?」「ああ、手伝ってくれる...全文を読む

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ふたりのカタチ (117)

ふたりのカタチ(やま)【100~120】

2017.02.27 (Mon)

 そこへ、誰かが入って来る気配がする。「ごめんよ。」低い、小さな声。「お?来たな。」智さんは待ってたとばかりに立ち上がる。誰が来たんだろう?首を傾げると、雅紀さんも立ち上がり後に続く。おいらも二人について行く。「……一杯刷って来たが、これでいいのか?」「ああ、悪いね。それでいい。」店で智さんと話してたのは、小柄で髭面の男の人。少し斜に構えてて、全然顔を上げてくれない。智さんはその男から紙の束を受け取っ...全文を読む

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ふたりのカタチ (116)

ふたりのカタチ(やま)【100~120】

2017.02.27 (Mon)

 「自分でも……よくわかんない話を、信じてもらえるか、わからないんだけど……。」はぁと息をついて、話を続ける。「おいらは、全然こことは違う別の世界から来たみたいで……。」二人は熱心に耳を傾けてくれてる。「たぶん……未来?同じ江戸なんだけど……。」「同じ場所なの?」雅紀さんが、その黒い瞳を大きくする。「うん……。おいらがここに飛んだのは京都からなんだけど……。」「京?京たぁ、ずいぶん遠いなぁ。」あ、ややこしくなっち...全文を読む

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miyabi-night 二十四話 - japonesque side story -

miyabi-night(5人)

2017.02.26 (Sun)

 雅紀が帯を結んでいると、智千代がおずおずと聞いてくる。「あ、あの……。さっき言ってた櫻井さんって……。」「ああ、櫻井様?智の……いい人。」「いい……人?」智千代が首を傾げ、少し残念そうな顔をする。「いるんだ……。」「なに?智、気に入っちゃった?」「え……あ、そういうんじゃなくて……。」智千代が必死になって否定するが、雅紀はにやにやして取り合わない。「智は難しいよ。止めといた方がいい。」「だから、そういうんじゃ……...全文を読む

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ふたりのカタチ (115)

ふたりのカタチ(やま)【100~120】

2017.02.26 (Sun)

 「それ……櫻井様に言っちゃうよ。」「ああ、いいよ?」え……?櫻井?櫻井って言った?聞き返したいけど、智さんは縁側に向かって行ってしまう。「はぁ、朝から疲れた、疲れた。」わざとお道化たように言ってくれてるけど、面倒かけてるのは事実で……。「す、すみません……。」おいらは申し訳なくて、頭を下げる。「ああ、いいの、気にしなくて。 ちょっと言ってみただけだから。」雅紀さんが、ニコッと笑っておいらの後ろに回る。「は...全文を読む

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ふたりのカタチ (114)

ふたりのカタチ(やま)【100~120】

2017.02.26 (Sun)

 「なんだい?知り合いにでもいるのかい?おいらと同じ名前のやつ?」「あ……うん。そう……。」びっくりして……なんて言っていいかわかんない。「じゃ、奥の部屋、貸すから、ついて来な。」智さん……。なんか、不思議な感じがする……。同じ名前で顔まで似てて……。智さんが、家の中に入って行く。あ、待って!おいらは小さな声で呼び留める。「あ……あの……。」智さんは眉間に皺を寄せて振り返る。怒ってる……?「なんだ?まだ着替えるのが嫌...全文を読む

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miyabi-night 二十三話 - japonesque side story -

miyabi-night(5人)

2017.02.26 (Sun)

 「どうして……。」智千代がびっくりしたように智を見つめる。「どうしてって……。」智は鼻で笑って腕を組む。「男と女じゃ体の線が違う。 どんなに取り繕ったって、細い男だって、おいらが男と女を見間違うこたぁねぇよ。」智は笑いながら小上がりに腰掛ける。「それに、これ……。」顎を上げて、喉仏を指さす。「これがある女を、おいらは見たこたぁねぇな?」片目をつぶって、茶目っ気たっぷりの笑みを浮かべる。「おいら……騙してた...全文を読む

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ふたりのカタチ (113)

ふたりのカタチ(やま)【100~120】

2017.02.26 (Sun)

 「観たことないって言うからね。それだけのことだよ。」そうだよ。それだけだよ。だけど……、潤吉姐さんがあれだけ踊れるんだもん、潤さんも踊れる?顔を上げたら、男の人と目が合った。男の人は意外にも柔らかく笑ってくれる。あれ……そんなに嫌な人じゃ……ない?「やっぱり、似てねぇかい?」潤さんがおいらと男の人を交互に見て言う。似てる?おいらとこの人が?「似てる?」男の人も同じこと思ったみたい。そうだよ。おいら達、似...全文を読む

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ふたりのカタチ (112)

ふたりのカタチ(やま)【100~120】

2017.02.25 (Sat)

 朝起きると、潤さんがすぐに出かけると言う。「お稽古があるから、出かけなくちゃならない。 智千代を一人にするのは心配だが……。」え、ええ~?潤さん、出掛けちゃうの?潤吉姐さんは?おいら一人?一人で町を散歩するのも楽しそうだけど、ちょっと怖い気もする。女の恰好してるし、ここがどこかわかんないし……。おいらが顔を上げると、潤さんが心配そうにおいらを見てて……。「友達にお願いするから、夜は一緒においで。」潤さん...全文を読む

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嵐の大野君が大好きで、山LOVEです♪
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  果てない空

の順で続いています。
それぞれでも楽しめるようになっていますが、順番に読むと5人の成長がよりわかるのではないかと思います。

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