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【  2017年01月  】 

ふたりのカタチ (95)

ふたりのカタチ(やま)【81~100】

2017.01.31 (Tue)

 いいのかな?と思っているうちに時間は過ぎて行く。おいらは意を決して携帯を掴む。「ええい!行こう!京都に!」どこかのCMみたいなことを口にして、自分を奮い立たせ、携帯と財布を掴む。テーブルの上の、ショウ君のホテルのメモをポケットに入れ、戸締りだけして家を飛び出る。やっぱり、駅まで歩く間に何度も考える。迷惑じゃないかとか、邪魔になるんじゃないかとか。でも、類さんもカズも行っちゃえって言ってくれたし、男...全文を読む

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miyabi-night 七話 - japonesque side story -

miyabi-night(5人)

2017.01.31 (Tue)

 「いらっしゃい。」笑顔で出迎えたのは雅紀だった。櫻井は軽く会釈すると、その隣の智を見やる。智はふわっと柔らかく笑うと、腕を組んで、袖に手を入れる。「近くまで来たもんだから。」そう言って、手に持っていた包みを雅紀に差し出し、二人の間の饅頭に目を留める。「あ、もうお八つは過ぎてしまいましたか。」「いやいや、甘い物はいくらだって入るんだから。」雅紀は櫻井から包みを受け取り、智と顔を見合わせる。「ん?何か...全文を読む

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ふたりのカタチ (94)

ふたりのカタチ(やま)【81~100】

2017.01.30 (Mon)

 類さんとの電話を切って、手にしたマグカップを両手で握る。もう、ぬるくなったコーヒーは、おいらにはちょうどいい。一口飲んで考える。……京都……行ってもいいのかな?類さんはああ言ってたけど……。おいらに、着いて行くって発想は全然なかった。だって、仕事だもん。普通、彼氏彼女が出張に同行したら……引くよね?奥さんや旦那さんでも……。でも、こうやって悶々としてるなら、行っちゃった方がいい?ショウ君、うざいって思わない...全文を読む

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miyabi-night 六話 - japonesque side story -

miyabi-night(5人)

2017.01.30 (Mon)

 「……ってわけで、お嬢さんに頼み込まれちまったんだけど……。」和が腕組みしながら、雅紀の隣に並んで座る。二人の間には饅頭とお茶。昼下がりの東雲は、和の憩いの場だ。「それは大変だねぇ。のりちゃん、祝言あげられるといいけど……。」「店が傾いちゃ、難しいでしょうね。」「和、なんとかしてあげてよ。俺らみたいで……可哀想だよ。」雅紀の目が潤む。雅紀は自分の立場と重ねて悲しんでいる。和にもわかっている。自分達が、当分...全文を読む

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ふたりのカタチ (93)

ふたりのカタチ(やま)【81~100】

2017.01.29 (Sun)

 「出張かぁ、どちらまで?」どうしよう?言わない方がよかったような気がするけど……。「……福岡と……京都。」何て言ったらいいかわからなくて……正直に言ってみる。「え?じゃあ二泊?」「ううん、一泊だって言ってたけど……。」おいらの声が小さくなる。この話、すぐ終わらせたいけど……。「クックック。櫻井さん、サトシさんを一人にさせるのが心配なんですね?」「ははは……子供みたいだよね、おいら。」おいらは乾いた笑いで答えて……...全文を読む

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miyabi-night 五話 - japonesque side story -

miyabi-night(5人)

2017.01.29 (Sun)

 南町奉行に就任した鳥井は質実剛健の男だともっぱらの噂だった。初めて同心の前に現れた時も、身なりは実に質素で、替えの同心羽織を売って、生計の足しにしている同心達から見ても、すこぶる好感が持てる印象だ。鍛えている体は、着物の上からでもわかるほど、隆々としていて、自分に厳しい様子も窺える。同心達の末席に並ぶ櫻井が、遠目に鳥井を見ていると、鳥井の方から近づいて来る。慌ててうつむき、筆を走らせる。櫻井は廻り...全文を読む

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ふたりのカタチ (92)

ふたりのカタチ(やま)【81~100】

2017.01.28 (Sat)

 携帯の画面にはジュン君の名前。おいらはまた携帯を耳に当てる。「ジュン君?」「お、出るの早いね。」「んふふ。今までマー君と電話してた。」「あ~、マサキに先を越されたか?」「何の先?」おいらが笑うとジュン君も笑う。「ショウ君からメールがあったんでしょ?」「そうそう、あれって、サトシを誘えってことじゃん?」「あはは。ウチから出ちゃダメなのに?」「外がダメなら、サトシんちで飲めばいい。」「うふふ。マー君と...全文を読む

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miyabi-night 四話 - japonesque side story -

miyabi-night(5人)

2017.01.28 (Sat)

 潤がじっと雅紀の顔を見つめる。「誰かに軟禁されてるなんてこと……。」二人はじっと顔を見合わせる。「まさかね……。」潤も引きつった笑いを浮かべ、両手で自分の膝を撫でる。「ありえなくはねぇが……。」「あの子は踊りが本当に好きそうだったから……。 でもまさかね……。」雅紀は「まさか」を繰り返し、顎に指を当て考える。「それらしい客に心当たりはあるのかい?」「……一人……、とても熱心な客がいたんだけど……。」「客?」「お侍...全文を読む

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miyabi-night 三話 - japonesque side story -

miyabi-night(5人)

2017.01.27 (Fri)

 「さ、智殿……。」「ん?」智はその指先で、櫻井のしっとりした肌を味わう。首筋から肩、鎖骨の順に線を描く。それがこそばゆい櫻井は、話しかけて、智の意識を逸らそうとする。「暁の方は……。」「ああ、描いてるのがある。」櫻井の胸元の筋肉を撫でると、櫻井の体がびくっと震える。「気を付けてくだされ……。……新しいお奉行は厳しい方だと聞いている。 智殿もくれぐれも……あっ。」「翔さんがそうやっていい顔するのに、描くなって...全文を読む

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ふたりのカタチ (91)

ふたりのカタチ(やま)【81~100】

2017.01.27 (Fri)

 おいらは洗濯機を回す。「行っちゃった……ショウ君。」回る洗濯物をじっと見つめる。たかが一日いないだけなのに、なんでだろう、こんなに寂しいのは。愛されてるし、愛してる。ちゃんとわかってる。でも、この寂しさ。前はこんなことなかったのに。想いが通じ合う前は、一緒にいられる時間なんてほとんどなかった。ニューヨークに行ってた時だって、一緒に暮らしてても、今みたいに……ではなかったし。今は好きなだけショウ君の体温...全文を読む

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  果てない空

の順で続いています。
それぞれでも楽しめるようになっていますが、順番に読むと5人の成長がよりわかるのではないかと思います。

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