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【  2015年09月  】 

イチオクノホシ ~ Sleeping Beauty ~ ④

イチオクノホシ(やま)

2015.09.30 (Wed)

 腰の辺りの背骨を撫で、その背骨に唇を当てる。唇から伝わる、しっとりとした素肌の感触。恍惚感と欲情が、一気に俺を満たしていく。智の肩甲骨が動く。ハッと我に返り、唇を離す。俺は今、何をしてるんだ?この手はこの先、どうしたら……。離しそびれた指先を、どうしていいか困っていると、智の声が響く。「終わった?」「あ、ああ。」俺は慌てて智から手を離す。振り返った智が、ニコッと笑って俺を見上げる。「ありがと。」俺は...全文を読む

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イチオクノホシ ~ Sleeping Beauty ~ ③

イチオクノホシ(やま)

2015.09.29 (Tue)

 「翔も踊る?」笑い終わった智が中央から俺を呼ぶ。「見てるだけじゃ詰まんなくない?」「そんなことないよ……。」本当にそんなことない。智の作り出す世界を見てるだけで心が躍る。見てるだけで息苦しくなる。そんな俺の気持ちなんて知るよしもない智が、ゆっくり近づいてくる。「ちょっとは体動かした方がいいよ。」Tシャツから覗く二の腕。襟から覗く鎖骨。あどけない笑顔……。智はそんな魅力的なものをぶら下げて、俺の手首を掴...全文を読む

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イチオクノホシ ~ Sleeping Beauty ~ ②

イチオクノホシ(やま)

2015.09.29 (Tue)

 今日は珍しく、仕事で新宿に出てきた。事務所が新宿にあるからなんだけど、本当に久しぶり。今月は3回しか来てないかも……。それでもなんとか食いつなげてるのは、週2回手伝ってるピアノ教室と同じく週2回やってる塾講師のバイト。これだけは一流大学出の肩書きが役に立った。本職じゃ、全く役に立たないからね。むしろ邪魔。そんな売れない作曲家の仕事と言えば……携帯アプリの音作り。アプリは次々作られるから、俺でも仕事を回し...全文を読む

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イチオクノホシ ~ Sleeping Beauty ~ ①

イチオクノホシ(やま)

2015.09.28 (Mon)

 あの日以来、俺たちはたまに会って話すようになった。俺が割りと暇だから。ははは。暇じゃいけないんだけど……。「珍しいよね……。」ジーパンに黒いTシャツの智が、ポーズを決めると、話しかけてきた。「何が?」俺が聞き返すのをちゃんと聞いてくれたのか、また踊り始める。俺は煙草を吸いながら、川に目を馳せる。もうすぐ海に繋がる大きな川。その川沿いの遊歩道で、智が踊る。俺はベンチに腰掛けてそれを見る。「おいらでも知っ...全文を読む

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ナイスな心意気 ⑪

ナイスな心意気(5人)

2015.09.27 (Sun)

 こんにちは。僕です。ショウです。お忘れかもしれませんが、ゴールデンです。血統書付です。毛をなびかせて走る姿に、サトシも溜め息つきます。……すみません、嘘つきました。フリスビーは得意です。相手が人間のショウじゃなければ。そして、結構いい男です(笑)いい男の定義がどこにあるかは……本人の主観ということで。それはさておき、ここのところ雨続きで、散歩に行くのが大変です。雨だとサトシは付いてきてくれないし……。マサ...全文を読む

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愛と勇気とチェリーパイ #6 下

愛と勇気とチェリーパイ(5人)

2015.09.25 (Fri)

 MJはその舐めたところを人差し指でポリポリしながら、店長の頬をじっと見る。「ほら、取れた。」MJは嬉しそうに人差し指を店長に見せる。赤い、色のついたMJの人差し指。あ~、あたしがその指になりたい……。あたしが、スプーン片手にウットリしていると、MJの後ろからショウ君が現れた。「まだ、全然取れてないじゃん。」そう言って、今度はショウ君が店長に顎クイ。「ほら、ここ。」ショウ君は言いながら、舌を出して店長...全文を読む

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愛と勇気とチェリーパイ #6 上

愛と勇気とチェリーパイ(5人)

2015.09.25 (Fri)

 「やば~い!間に合うかな?」あたしは、独り言、言いながら坂道をダッシュする。もう時刻は9時半。Cafe Happinessは10時まで。これじゃ、ラストオーダーに間に合わない!はぁはぁ息を切りながら、お店の前まで来ると、ニノちゃんが看板を片付けるとこだった。「も、もう……はぁはぁ、…んっ……終わり?」あたしは膝に手をついて、唾を飲む。「あれ?お姉さん。今日は来ないのかと思ったよ。」ニノちゃんは看板を抱えな...全文を読む

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ココロチラリ 田舎編 (23) - タイムカプセル side story -

ココロチラリ 田舎編

2015.09.24 (Thu)

 すぐに佳代子さんは戻ってきた。若い女性と女の子を連れて。マー君が小さな声で、あっと目を見開く。「おじいさん、一兄ちゃん。」佳代子さんが二人を前に立たせると、女性と女の子が頭を下げる。長い髪の、線の細い大人しそうな女性。白いワンピースがよく似合う。その隣で、おかっぱ頭がかわいい7、8歳くらいの女の子は赤いワンピース。お辞儀から上げた顔を見て、親戚の中の数人が息を呑む。「……紀ちゃん?」また、ざわざわしだ...全文を読む

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ハダシの未来 ~ やま ~

短編(いろいろ)

2015.09.23 (Wed)

 あ~、雲が流れてる。空が……青いな。う~んと高い!おいらは空に向かって手を伸ばす。青い空に、おいらの手をかざしてみる。草原の上に寝っころがって、体中の力を大地に預けて。ただ、手を伸ばす。眩い陽射しの太陽と、優しい風。緑の匂い。かざした手を引き寄せて、骨ばった親指の間接を見つめる。風が髪を揺らす。ふと見ると、小さな紫の花が風に揺れてる。小さいくせに、風に体を曲げながら、懸命に頑張ってるのが可愛らしい。...全文を読む

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ココロチラリ 田舎編 (22) - タイムカプセル side story -

ココロチラリ 田舎編

2015.09.23 (Wed)

 10分、15分が過ぎた頃、わいわい食べているみんなに向かって、おじいさんの声が響く。「今回、お昼を用意してくれたのは……。」おじいさんの声に、みんなが耳を傾けてるのが伝わってくる。おいらは背筋を伸ばし、ショウ君を見る。ショウ君は、にこっと笑っておいらの髪を撫でる。「若い二人……。」おじいさんの声は低く澄んでいて、穏やか。「みんな、どうだったかな?美味しく食べられたかな?」「おいしい!」小さな子供の声。「野...全文を読む

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嵐の大野君が大好きで、山LOVEです♪
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 Step and Go
    ↓
  果てない空

の順で続いています。
それぞれでも楽しめるようになっていますが、順番に読むと5人の成長がよりわかるのではないかと思います。

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